10月16日、中国電力は、平生町田名埠頭でブイ搬出作業の阻止行動を続ける反対派住民を相手取り、上関原発予定地沖での海面埋め立て工事の妨害禁止を求める仮処分を、山口地裁岩国支部に申請していたことが明らかなになったようです。
申請は10月9日付けで、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」とその会員38人およびシーカヤックに乗る1人に対し、今後予定されている長島沖での埋め立て工事区域内において、漁船やシーカヤックを進入、係留させ同社の水面の使用を妨げる行為を禁ずることなどを求めているようです。中国電力の主張では、9月10日から続く田名埠頭での抗議活動などにおいて、反対派住民が阻止行動を行った経緯があり、文書警告にも従わないことから、将来的にも妨害行為が予想され、著しい損害を被る恐れがあるとしているようです。山口県は2008年10月21日に中電に公有水面埋立免許を交付した際、着手後3年以内での工事完了を条件にしており、中電は妨害で工事が進まなければ免許が失効する恐れがあるとし、埋立権に基づく妨害予防請求権を根拠に、仮処分を申請したとしているようです。
島民の会の山戸貞夫代表は、「住民を訴えるとは前代未聞」「地元の理解を求める姿勢がないことを証明したようなものだ」「作業区域内は大切な漁場であり中電に進入を阻む権利はないはず。申し立ては祝島の漁師に生きるなと言っているようなものだ」などと反発を強め、元県議の小中進氏も「驚きだ。脅迫めいたやり方で怒りを感じる」と強く批判しているようです。
中電上関原発準備事務所の村田誠総務・広報部長は、「理解、協力を求めてきたが、妨害行為は残念ながら続いており、やめていただくことを期待して申し立てた」などと説明しているようです。中国電力は、上関原発建設について「地元の理解」の重要性を再三うたっており、山口県からも地元や県民の理解を得る努力を尽くすよう要請されていますが、実態は自社の利益やスケジュールを重視した強行姿勢が鮮明になっており、地元住民との対立は深まる一方のようです。

一方、抗議活動が続く田名埠頭では、10月16日の朝7時頃、中国電力側がブイ(灯浮標)を重機で海側に移動させようと試みましたが、反対派住民約20人が抗議し、作業は中止されたようです。
●読売新聞(09.10.17)上関原発「妨害禁止を」 中電が仮処分申し立て
●中国新聞(09.10.17)原発工事妨害で仮処分申請
●毎日新聞(09.10.20)山口・上関原発建設計画:妨害阻止、中電が仮処分申請−−山口地裁岩国支部
申請は10月9日付けで、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」とその会員38人およびシーカヤックに乗る1人に対し、今後予定されている長島沖での埋め立て工事区域内において、漁船やシーカヤックを進入、係留させ同社の水面の使用を妨げる行為を禁ずることなどを求めているようです。中国電力の主張では、9月10日から続く田名埠頭での抗議活動などにおいて、反対派住民が阻止行動を行った経緯があり、文書警告にも従わないことから、将来的にも妨害行為が予想され、著しい損害を被る恐れがあるとしているようです。山口県は2008年10月21日に中電に公有水面埋立免許を交付した際、着手後3年以内での工事完了を条件にしており、中電は妨害で工事が進まなければ免許が失効する恐れがあるとし、埋立権に基づく妨害予防請求権を根拠に、仮処分を申請したとしているようです。
島民の会の山戸貞夫代表は、「住民を訴えるとは前代未聞」「地元の理解を求める姿勢がないことを証明したようなものだ」「作業区域内は大切な漁場であり中電に進入を阻む権利はないはず。申し立ては祝島の漁師に生きるなと言っているようなものだ」などと反発を強め、元県議の小中進氏も「驚きだ。脅迫めいたやり方で怒りを感じる」と強く批判しているようです。
中電上関原発準備事務所の村田誠総務・広報部長は、「理解、協力を求めてきたが、妨害行為は残念ながら続いており、やめていただくことを期待して申し立てた」などと説明しているようです。中国電力は、上関原発建設について「地元の理解」の重要性を再三うたっており、山口県からも地元や県民の理解を得る努力を尽くすよう要請されていますが、実態は自社の利益やスケジュールを重視した強行姿勢が鮮明になっており、地元住民との対立は深まる一方のようです。

一方、抗議活動が続く田名埠頭では、10月16日の朝7時頃、中国電力側がブイ(灯浮標)を重機で海側に移動させようと試みましたが、反対派住民約20人が抗議し、作業は中止されたようです。
●読売新聞(09.10.17)上関原発「妨害禁止を」 中電が仮処分申し立て
●中国新聞(09.10.17)原発工事妨害で仮処分申請
●毎日新聞(09.10.20)山口・上関原発建設計画:妨害阻止、中電が仮処分申請−−山口地裁岩国支部

