8全景統合1
クレーン台船の接岸を阻止する漁船団に向かって、反対住民らがずらりと並んだ(3枚合成)

 上関原発予定地の埋立着工を阻止する活動が始まって8日目を迎えた9月19日(土)、原発反対派は抗議集会を朝9時から開き、反対住民や団体など300人以上が平生町(ひらおちょう)の田名埠頭(たなふとう)に集まりました。今回の阻止行動でこのような集会が開かれるのは9月12日に続いて2回目で、県内では連日トップニュース扱いという状況もあり、参加者数やプラカードの数も増えたようです。

8怒
県内外から原発に反対する住民が集まった。

 集会で挨拶を行った団体や個人は、上関原発を建てさせない祝島島民の会、原水爆禁止山口県民会議、原発いらん!山口ネットワーク、 上関原発建設に反対する2市4町議員連盟、山口県議会議員の佐々木明美氏、シーカヤック隊、脱原発広島ネットワーク、脱原発大分ネットワークなどで、地元住民の理解を得ぬままの強引な工事の進め方や、中国電力の威圧的、侮辱的な発言やを批判したほか、この騒動に対して動こうとしない山口県も批判の対象とされ、引き続き反対運動を続けていくことなどを述べたようです。
 その他にこの日見られたのぼりは、光市職労、光市病院職労、柳井市役所職員組合、周防大島町職員労組、岩国市職員組合、社民党など。個人個人の思いを連ねたプラカードや、予定地周辺にすむクジラ・スナメリの絵も見られました。

8演説聞く人
挨拶を聞く住民ら。参加者は祝島の高齢者や県内の若い女性までさまざま。

 抗議集会の最中は、中国電力側も岸壁に警戒船を近づけて集会の様子を伺っていたようですが、集会が終了して間もなくの午前11時過ぎに作業延期を通告し、クレーン台船を引き揚げました。なお、翌9月20日(日)は作業休みで、工事も抗議活動も行われなかったようです。

8撤退
作業中止を決め足早に引き返す中電の警戒船(左)やクレーン台船(左奥)。